『第一財経YiCai』は中国最大のビジネス・クロスメディアです。
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新着情報

  • 2025.7.24

    中国の米粉市場 3000億元産業に成長

    米粉は中国人の食生活に深く根付き、SNSでも話題性が高まり市場規模は3,000億元に達しています。螺蛳粉や桂林米粉、「生烫米線」など地域性のある品目が人気を牽引し、安価で高コスパな点も支持を集めています。2025年には市場規模が800億元超に拡大見込みで、全国の米粉店は21万軒に達しました。オンライン速食米粉も成長し、臭宝や李子柒などが代表ブランドに。酸辣や健康志向の商品が台頭し、雲南風味の新ジャンルも注目されています。

  • 2025.7.16

    2025年「スキンケア商品 トレンド白書」

    スキンケア商品は「効果的な即効性」から「低刺激・長期志向」へと移行し、健康的な美を重視する傾向が強まっています。成分ではペプチドやコラーゲン等が注目され、美容液・日焼け止め・アイケア商品が成長領域となり、消費者層は「贅沢志向」「都市派」「地方実用派」「シニア層」に分化。スキンケアのトレンドは「テクノロジー系ケア」「メディカル系ケア」「部位別系ケア」「癒し系ケア」の4方向。各メーカーはブランドの認知拡大と持続性を成長の柱としています。

  • 2025.6.27

    中国が学ぶべき「日本旅行」の 3つの視点

    日本の旅行は自然や文化の体験だけではなく、丁寧な「おもてなし」がビジネスの核となっています。その本質を学び、拙速な模倣ではなく、地元の特色やストーリー性、魅力を訴求する姿勢が肝要です。北海道は「風景叙事やインフラとサービスの充実」、京都は「スロー体験型の歴史と先進の融合」を展開しており、それらの旅行者への細やかな配慮やストーリー性のある体験、空間づくりが中国観光業の模範として注目されています。

  • 2025.6.18

    「輸出から現地共創へ」の転換を加速…日本IPの中国戦略

    日本の人気IP(知的財産)が中国市場で大きな収益を上げています。バンダイナムコのドラゴンボールなど、各社11のIPが2023年には計4290億円の売上高を記録し、円谷プロのウルトラマン関連商品はカード市場でも高成長を牽引。IP市場全体では競争激化と淘汰が進む中、サンリオや円谷プロは中国向けにローカライズや体験型イベントを展開。現地企業との共創体制の構築を重視しており、日本IPは「輸出から現地共創へ」の転換を加速させています。