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新着情報
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2025.5.26
工場、製造業の「見学ツアー」による、新成長戦略
中国で「工場見学ツアー(工厂游)」が人気を集めています。テスラや蔚来などの大手自動車メーカーは、工場をブランド体験の場として公開し信頼構築を図り、日本の「白い恋人」工場のように、教育や観光を融合した取り組みも注目されています。こうした工場ツアーは、製造業の観光資源化による新たな成長モデルとして、中小企業や地域活性化にも貢献。一方で、生産との両立や運営ノウハウなど、継続的な工夫が課題となっています。
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2025.5.22
世界最大のラーメンチェーンを目指す「吉野家ラーメン」
吉野家は2035年までに「世界最大のラーメンチェーン」を目指す中期計画を発表しました。現在ラーメンの売上は全体の4%(約80億円)ですが、2029年度には13%(約400億円)への拡大が目標で、売上・利益を5年で10倍に引き上げる方針です。このため、過去には世田屋ラーメンや製麺企業など17ブランドを買収し、製造体制を強化。中国を含む海外展開も加速し、牛丼中心のビジネスモデルからの脱却と多角化を進めています。
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2025.4.22
Z世代が牽引。7億人超の中国コンタクトレンズ市場
中国では近視人口が7億人を超え、コンタクトレンズ市場は2025年に200億元(約3000億円)規模に達する見通しです。特にカラーコンタクト需要が高く無度数購入は全体の3割超を占めます。シリコーンハイドロゲルなどの高機能素材が注目され、若年層を中心に快適性とデザイン性の両立が求められ、販売はオンラインが主流でライブコマースなど新たな販売チャネルも成長を牽引。国内ブランドもZ世代の支持を集め、市場は拡大しています。
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2025.4.13
大阪万博で人気沸騰の中国館。テーマは「古今融合」
2025年大阪万博は、約2.92兆円の経済効果が見込まれ、会期中に約2,800万人の来場が予想されるなど、関西地域の観光と経済を大きく後押ししています。各国が特色ある展示を行う中、中国館は「古今融合」をテーマに、宇宙・深海探査やAI体験などの先端技術と伝統文化を組み合わせた内容で注目を集め、人気館となっています。また、福建省による「福建活動週」など文化交流イベントも開催され、中日間の理解と連携の深化に寄与しています。






